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【ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年) 映画予告編付き】最強続編アクション解説

「1作目が面白かったけど、続編ってだいたい勢い落ちるよね?」

「岡田准一のアクションは見たい。でも、ただ強いだけじゃもう物足りない」

そんな人にこそハマるのが『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』です。

この続編、ちゃんと分かっています。

観客が見たいのは、ただの無双じゃない。

“殺してはいけない最強の男”が、どうやって地獄を切り抜けるのか。

そこにさらに、4年前に救えなかった少女との再会、

表向きは善人なのに中身は最悪の宇津帆、

そして因縁を抱えた殺し屋・鈴木まで絡んでくる。

つまり今回は、前作以上に“戦う理由”が重いんです。

この記事では、

✅ この続編がどこでパワーアップしているのか

✅ 見どころはアクションだけなのか

✅ 前作ファンがニヤッとするポイントはどこか

を、ネタバレなしで整理します。

結論から言うと本作は、

前作の面白さをそのまま太くして、敵の悪辣さと主人公の人間味を増した、

続編としてかなり優秀なアクション映画です。

1作目が好きなら、かなり高確率で楽しめます。

映画予告編

映画の基本情報(公開年・監督・キャスト)

・公開年:2021年

・監督:江口カン

・脚本:山浦雅大、江口カン

・原作:南勝久

・主題歌/挿入歌:レディー・ガガ、アリアナ・グランデ

・主なキャスト

・岡田准一(ファブル/佐藤アキラ)

・木村文乃(佐藤ヨウコ)

・堤真一(宇津帆)

・平手友梨奈(佐羽ヒナコ)

・安藤政信(鈴木)

・山本美月(ミサキ)

・佐藤二朗(田高田)

前作の空気を引き継ぎつつ、敵役の濃さが一段増しているのが特徴です。

特に堤真一と安藤政信が入ることで、“危険の質”がかなり変わっています。

あらすじ

伝説の殺し屋ファブルこと佐藤アキラは、

ボスから「一年間、誰も殺すな」という命令を受け、

相棒ヨウコとともに一般人として暮らしている。

表向きは平和な毎日を送り、バイト先の社長や仲間たちと関わりながら

“普通”を学ぶアキラ。だが街の裏では、子どもを守るNPO代表の顔を持ちながら、

裏では若者を巧妙に追い詰める危険な男・宇津帆が暗躍していた。

さらにアキラは、かつて救えなかった車椅子の少女ヒナコと再会する。

守りたい相手がいるのに殺してはいけない――最強の男にとって、

これまで以上に厳しい戦いが始まる。

見どころ・魅力

見どころ①:岡田准一のアクションがさらに進化

前作でも十分すごかったですが、今回は“殺さない制約”があるぶん、

動きの工夫がより際立ちます。

ただ強くて速いだけではなく、相手を制圧しつつ殺さない。

そのギリギリを成立させるから、アクションに緊張感が出るんです。

「どう倒すの?」という面白さが前作以上にあります。

見どころ②:宇津帆という敵がとにかく嫌で強い

続編が強くなるには、敵が強くないとダメです。

その点、宇津帆はかなり優秀。

暴力で押すだけじゃなく、弱い人の心につけ込み、善人の顔で人を壊す。

この“ねっとりした悪さ”が本当に嫌で、

そのぶんアキラが立ち向かう意味が大きくなります。

見どころ③:ヒナコの存在が物語を深くする

今回は単なる裏社会バトルではありません。

アキラにとってヒナコは、救えなかった過去そのもの。

だから彼女を守るという行動に、プロの任務以上の感情が乗る。

この“個人的な痛み”が入ることで、アクション映画なのにちゃんと胸に残るんです。

見どころ④:ヨウコが今回も最高

木村文乃さん演じるヨウコ、やっぱりいいです。

冷静に見えて妙にテンションが高い。

アキラのズレた“普通”を楽しんでいる感じもあって、

シリアス一辺倒になりそうな場面でも空気を整えてくれます。

このシリーズに必要な“遊び”をちゃんと担っています。

見どころ⑤:鈴木の危なさが良いスパイス

安藤政信さん演じる鈴木は、宇津帆とはまた違う意味で危ない存在です。

静かで、読めなくて、プロとしての匂いがある。

アキラと同じ“戦える側の人間”だからこそ、対峙した時の圧が強い。

ただの雑魚敵ではなく、シリーズの空気を締める存在になっています。

見どころ⑥:コメディと残酷さのバランスが絶妙

『ファブル』シリーズの良さは、笑えるのに緊張が消えないところ。

今回も、アキラの“普通”のズレ方で笑わせつつ、

宇津帆パートではしっかり嫌な気持ちにさせる。

この温度差があるから、映画が単調になりません。

映画のトリビア・製作の裏話

続編なのに“規模を上げるだけ”で終わっていない

多くの続編は、敵を増やし、爆発を増やし、ただ派手にします。

でも本作はそれだけではなく、アキラの内面と“守る理由”を強くしている。

だから、単なる焼き直しに見えません。

原作の人気エピソードを映像化した強み

本作は原作ファンの間でも印象の強い流れをベースにしているので、

敵キャラやドラマの部分がしっかりしています。

アクション目当ての人も、人物ドラマ目当ての人も入りやすい作りです。

テーマ・メッセージの解説

テーマは「強さを何のために使うのか」

アキラは、強い。

それはもう最初から分かっている。

でもこの映画が描いているのは、強さそのものではありません。

守るために使うのか、壊すために使うのか。

そして“殺さない”という制約の中で、それでも誰かを救えるのか。

この問いが、続編ではよりはっきりしています。

もう一つのテーマは「普通に生きることの難しさ」

プロとしての殺し屋なら完璧。

でも一人の人間として、誰かと関わり、過去と向き合い、

守りたいものを持つとなると話は別です。

アキラが少しずつ“人間らしく”なっていくぶんだけ、苦しみも増える。

そこが、ただの無双映画では終わらない理由です。

評価

・総合:★★★★☆(4.4/5 くらいの満足感)

・スリル:★★★★★

・分かりやすさ:★★★★☆

・感動:★★★★☆(ヒナコとの関係がじわっと効く)

・怖さ:★★★★☆(宇津帆がかなり嫌で怖い)

・もう一回観たい度:★★★★☆

※一口コメント:

前作より敵が濃く、感情も濃い。アクション続編としてかなり満足度が高い一本です。

筆者レビュー

良かった点3つ

1)岡田准一のアクションをまた見られる幸福

やっぱりここは大きいです。

邦画でここまで“動ける主演”を軸にしたシリーズは貴重。

しかも今回は、殺さない縛りがあるぶん、見せ方に工夫があって面白いです。

2)宇津帆が最高に嫌な敵

堤真一さんの使い方がすごくうまい。

表向きは柔らかいのに、中身が完全に腐っている。

こういう悪役がいると、物語が一気に締まります。

3)続編としてちゃんと意味がある

1作目の人気に乗っただけではなく、アキラという人物を一段深く見せてくれる。

ここがあるから、シリーズものとしての価値があります。

気になった点2つ

1)前作を見ていないと関係性の面白さが少し弱まる

単体でも楽しめますが、アキラとヨウコの空気感は前作を知っているとより美味しいです。

2)悪役パートがかなり不快

そこが魅力でもあるのですが、人によっては宇津帆のやり口がかなりしんどいかもしれません。

爽快さだけを求める人は少し身構えた方がいいです。

どんな人にオススメ?

・前作『ザ・ファブル』が好きだった人

・岡田准一のアクションをもっと見たい人

・強い主人公が好きだけど、人間ドラマも欲しい人

・漫画実写でも完成度重視の人

・コメディとシリアスの両方を楽しみたい人

まとめ

『ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年)』は、

最強の殺し屋が“殺さずに守る”という無理ゲーに挑む、

アクションもドラマも一段強くなった続編です。

前作の良さだった、

“最強なのに普通が下手”という面白さはそのまま。

そこに今回は、守れなかった過去と、救いたい現在が加わる。

だからアクションが、ただの見せ場で終わらず、ちゃんと感情を持つんです。

予告編を見て、

「また岡田准一が強いやつだな」

と思ったなら、その感覚は正解です。

でも今回は、それに加えて“ちょっと切ない”。

そこまで含めて、かなり良い続編でした。

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