ニコチンガムはどのような原理で効くのか

ニコチンガムはスウェーデン海軍の潜水艦乗組員の禁煙による離脱症状緩和のため、1967年オベ・フェルノ博士によって考案されたものです。その後1978年スイスで発売され、わが国では2001年に医薬品として発売が開始されました。
ニコチンガムは禁煙中のイライラや集中困難などの症状を緩和する効果のある医薬品で、タバコを嫌いにさせる作用はありません。
ニコチンガムには1個に付き2㎎のニコチンが含まれています。ガムをかむ事によって口の中にニコチンが溶け出し、口内粘膜を通して血液中に吸収され、ニコチンの禁断症状が緩和されるものです。1個のニコチンガムで、タバコ1本分に当たる約1㎎のニコチンが吸収されます。
口内粘膜は吸収の速度が遅いので、ガムは正しいかみ方でかむ必要があります。その方法は3秒に1回程度のゆっくりとしたペースで15回程度かみます。口の中でピリッとしたコショウのような味を感じたら、それ以上かむのを止めます。そしてガムを頬と歯茎の間にガムを挟んで、暫くそのままにしておきます。再び15回程度かんで休むを30~60分間繰り返します。ガムをかんでいる時に出て来る余分な唾液はこまめに吐き出します。
使用上の注意としては、一般のガムのように急いで何度もかみ、唾液を一緒に飲み込むと、ニコチンが一度に多量に出てしまい、のどの痛み、吐き気や胸焼け、胃の不快感などの副作用を引き起こす恐れがあります。
また、タバコを吸った事のない人や現在タバコを吸っていない人、他のニコチン製剤を使用している人、妊婦や妊娠していると思われる人、重い心臓病や急性期脳血管障害及びうつ病の患者、あごの関節に障害のある人は使用を避けます。
ニコチンガムの使用中及び使用直後は喫煙をしない事、また、ガムの使用期間は6か月が限度とされています。

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