1985年に公開された『ポリスアカデミー2/全員出動!』は、
前作で警察学校を卒業した個性派メンバーたちが実際に現場へ出動し、
街を守るために奮闘するコメディ作品です。
前作の大ヒットを受けて制作されたシリーズ第2作目で、登場人物の魅力はそのままに、
舞台は実際の警察署へと移ります。
騒動はさらにパワーアップし、抱腹絶倒のストーリーが展開されます。
Contents
主なスタッフとキャスト
監督:ジェリー・パリス
『ハッピーデイズ』などテレビドラマの演出で知られるジェリー・パリス。
本作ではテンポの良いギャグと、キャラクターの個性を活かした演出が光ります。
出演者一覧:
スティーヴ・グッテンバーグ(マホーニー)
前作に続き、皮肉屋でユーモアあふれる主人公。
今回も現場をかき乱しながらも、結果的に事件解決のキーマンとなる。
ババ・スミス(ハイタワー)
見た目は怖いが心は優しい警官。今作では力自慢だけでなく、仲間想いの一面も描かれます。
マイケル・ウィンスロー(ジョーンズ)
声帯模写の達人。
新たな現場での活躍もさらに磨きがかかり、彼の音マネ芸は物語に欠かせないスパイス。
デヴィッド・グラフ(タックルベリー)
拳銃オタクでおなじみのタックルベリー。
暴走気味の正義感と熱血ぶりがより強調されており、笑いの中心に。
ブルース・マーラー(ファックラー)
何をやってもドジばかりのトラブルメーカー。
今作でも予想外のアクションで大騒動を巻き起こします。
マリオン・ラムジー(フック)
内気な女性警官だった彼女が、事件を通じて強く成長していく姿は感動的。
ラストの見せ場にも注目です。
コリーン・キャンプ(カークランド巡査)
新キャラクターとして登場。タックルベリーとのユニークな関係性が見どころ。
映画の見どころ
現場に出てからが本番!舞台は街へ
前作は警察学校が舞台でしたが、今回はついに現場デビュー。
実際の警察署での勤務、パトロール、そして犯人との対峙と、
よりアクティブな内容になっています。
とはいえ、やはり笑いの連続で、事件の解決方法も奇想天外!
さらに磨きのかかったキャラの魅力
ファンにおなじみのキャラたちが、それぞれの持ち味を前作以上に発揮します。
特にジョーンズの声帯模写や、タックルベリーの暴走、
ファックラーの破天荒なトラブルは健在。シリーズならではのチーム感もアップ。
新キャラとの化学反応
カークランド巡査など、新たな登場人物も加わり、物語に新鮮さを与えています。
既存メンバーとの絡みや、予想外の展開が笑いを生み出し、飽きさせません。
警察組織の中の人間模様
署長と本部長の兄弟関係、マウザー中尉の野望、そして署員同士の連携など、
笑いの裏にある人間ドラマもしっかり描かれており、
単なるギャグ映画にとどまらない深みがあります。
個人的な感想
『ポリスアカデミー2』は、前作ファンにはたまらない続編でした。
キャラがすでに立っている分、最初からフルスロットルで楽しめるのが大きな魅力。
特に、ジョーンズの音マネ芸は今作でも絶好調で、毎回笑ってしまいます。
タックルベリーとカークランドの"拳銃愛"あふれるやり取りには、
笑いながらも不思議な温かさを感じました。
前作では見られなかった恋愛模様や、キャラ同士の深まる関係性も物語に厚みを与えています。
また、内気だったフックが事件を通じて勇気を出すシーンには、
思わず応援したくなる気持ちになりました。
彼女の成長は、観ているこちらにも小さな希望を与えてくれます。
マウザーのようなイヤミな敵役が加わったことで、物語にいい意味で緊張感も出ており、
笑いだけでなく構成としても引き締まっています。
大人が観ても十分楽しめる内容だと思います。
まとめ
『ポリスアカデミー2(1985年)』は、前作の魅力を引き継ぎつつ、
よりダイナミックで笑える展開に進化した続編です。
ユニークなキャラクターたちが街を舞台に繰り広げるドタバタ劇は、
笑いと感動を同時に提供してくれます。
映画の見どころをまとめると:
✅ 前作から続投の人気キャラがパワーアップ
✅ 実際の警察署が舞台でスケールアップ
✅ 新キャラ登場で化学反応も抜群
✅ ギャグと人間ドラマのバランスが絶妙
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