破天荒な“アニキ”が教えてくれた、人生の大逆転術!
「人生、どうにもならないときこそ、何かが変わる。」
そんな力強いメッセージが詰まった映画『神様はバリにいる』。
2015年に公開されたこの作品は、実在の人物をモデルにしつつ、
お金・人生・成功・再生といった普遍的テーマを、
南国バリ島の空気感とユーモアで包み込んだ一本です。
主演は堤真一。破天荒な“アニキ”という謎の大富豪を全力で演じ、
観る人の心をわし掴みに。
共演は尾野真千子、玉木宏、菜々緒、ナオト・インティライミと
個性豊かなキャストが揃い、スピリチュアルで陽気、
そして少し泣ける大人の物語が展開されます。
Contents
主なスタッフ・キャスト紹介
監督:李闘士男
(『デトロイト・メタル・シティ』『体脂肪計タニタの社員食堂』など)
笑いと感動のバランス感覚に定評がある監督が、今作では“人生のどん底”からの
再起をコミカルに、時に真摯に描きます。
主なキャスト
堤真一(アニキ)
自称“爽やか”な日本人富豪。型破りでパワフルだが、なぜか人を惹きつける魅力を持つ男。
尾野真千子(照川祥子)
婚活ビジネスで失敗し、借金を背負った元起業家。バリ島でアニキに出会い、再起を図る。
玉木宏(リュウ)
アニキを慕う青年。物静かで影があり、過去に何かを抱えている様子。
菜々緒(香奈)
強烈なインパクトを残す“追ってくる女”役。バリ島にも現れて祥子の平穏を揺るがす。
ナオト・インティライミ(杉田)
場を和ませるユーモラスな役どころで出演。アニキの周囲の空気感を明るく支える。
あらすじ
照川祥子(尾野真千子)は、日本で起業した婚活ビジネスが大失敗。
多額の借金を抱え、どん底の気分でたどり着いた先は、南国バリ島だった。
落ち込む祥子の前に現れたのは、自称“爽やか”な日本人の大富豪・アニキ(堤真一)。
半裸、ガハハ笑い、金ピカのネックレスという見た目は怪しさ満点だが、
島の人々からは絶大な信頼を寄せられていた。
「金儲けがしたいなら、俺の弟子になれ!」
半信半疑ながらも、他にすがるものもない祥子は、アニキのもとで
“成功の極意”を学び始める。
スピリチュアル? 人脈? 努力? 何が本物で、何がウソなのか――
さらに、アニキを慕う青年リュウ(玉木宏)の過去、そして祥子を執拗に追う
“日本からの来訪者”の存在も絡み、物語は意外な方向へ…。
映画の見どころ
① 堤真一、怪演の“アニキ”爆誕!
本作のキーパーソンは間違いなくアニキこと堤真一。
ハダカにパレオという南国スタイルで登場し、金儲けや人生論を熱く語るその姿は、
まさに“胡散臭さ”と“カリスマ性”が紙一重。
でも不思議と、だんだんこのアニキに引き込まれてしまうのです。
その理由は、「口だけじゃなく、実際に人を助けている」から。
型破りだけど、どこか温かい。破天荒だけど本質を突く。
堤真一の全身全霊の芝居が、そんなアニキ像を見事に形にしています。
② バリ島の空気感と映像美
本作は、ロケ地がすべてバリ島というのも大きな魅力。
美しい自然、陽気な村人たち、カラフルな街並み。映画を観ているだけで、
まるで旅している気分になります。
人生に疲れたとき、心が折れそうなとき、
この南国の空気に包まれるだけで、「ちょっと元気出るかも」と思わせてくれる
不思議なパワーがあります。
③ “人生どん底”からの再起に共感
失敗、借金、逃亡――
祥子のように「人生、終わったかも」と思っている人は少なくありません。
でもこの映画が伝えてくれるのは、
「人は何度でもやり直せる」というシンプルで力強いメッセージ。
バリ島という異文化の中で、祥子が少しずつ前を向いていく姿は、
私たちの心にも確実に響いてきます。
映画の個人的な感想
この映画、観る前は「軽いコメディかな」と思っていましたが、
予想以上に“じんわりくる映画”でした。
堤真一の“アニキ”キャラが面白すぎるのはもちろんですが、
尾野真千子演じる祥子が少しずつ変わっていく姿に、どこか自分を重ねてしまったり。
「人生って、転んでもいいんだな」
「失敗しても、誰かと出会えば、また歩き出せるんだな」
そんな風に思わせてくれる作品です。
軽やかで笑えるけど、見終わった後にちょっとだけ背中を押してくれる。
そんな映画を探している人には、心からおすすめしたい一本です。
まとめ
『神様はバリにいる』は、
破天荒な男と、人生をやり直したい女が出会い、“生きる意味”を再発見していく物語。
・元気がないとき
・失敗して落ち込んでいるとき
・何かを始める勇気が欲しいとき
そんなタイミングで観ると、不思議と背中を押されます。
笑って、泣いて、ちょっとスピリチュアルで、そしてなんだか前向きになれる。
南国バリの風に吹かれながら、自分の人生をちょっと見つめ直してみませんか?
ぜひ予告編もチェックして、アニキの“人生アドバイス”を一度浴びてみてください!
▼ 『神様はバリにいる(2015年) 』の予告編はこちら!
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